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前夜出発で、KさんIさんと平ヶ岳へ。山頂には小屋も無いけど百名山である新潟県の山です。西那須野塩原を降りて途中からIさんが運転しました。それで駐車場に着いて仮眠します。雨のせいか車は数台のみでした。
朝起きても車は増えてない。カッパを着て歩き始めます。林道を過ぎるといきなり急登になりそれを抜けると長〜いヤセ尾根へ。雨で遠くは見えないが紅葉が見事で、尾根道は楽しい。


下大倉山までちょっとタイムオーバーでしょうか?気持ち雨も小降りになり、白沢清水では完全に雨が上がり昼食に。いつものビールとカップ麺です。食べ終わると雨が降ってきたので慌てて出発すると、その雨は止むことは無かった…
道は小川や小滝のようになり最後の急登を黙々と進みます。靴の中はぐしょぐしょとなり言葉も出ません。やっとの思いで池ヶ岳に登ると早々にテント場へと急ぎます。氷雨の中テントを設営し中で暖をとります。ガスバーナーを点けるといくらかあったかい。
ずぶ濡れの靴下をテントに干すけど乾きません。服は着干しするしかありませんので、余計に寒いんでしょう。今日は全然アタックする気はないのではやばやと晩飯へと傾れこみます。キムチ鍋と締めにうどん。ビールに焼酎でいい気分です。おしっこに行くのも億劫なくらいに寒くてすぐに寝袋へ入りました。風も強くなり落ち着いて寝てられません。夜中におしっこに起きると木道が凍っていてツーと滑っていきます(恐ろしい寒さ!)。
朝起きてもものすごく寒いなか朝飯はスパゲッティーです。意外に美味い。霧の中無理無理頂上を目指します。鼻水が垂れるほどの寒さの中、ただ行ったというだけの山頂(しいて言うとキジ討ちに行っただけのような)でした。テントを撤収して一応玉子石に向かいます(名物らしいので)。
するとどうでしょう。たくさんの登山者がこちらに向かってきます。前夜泊は恐らく我々だけという寂しい百名山だなぁ、という思いは杞憂でした。というか裏登山道(宿のマイクロバスで林道を送迎するという噂)の方がよっぽどメインストリートになってしまっているようでした(地図には無いルート)。そして玉子石で霧が晴れ渡りぽかぽかしてきました。360度の景観が望めます。山頂も白みがかっていましたが霧氷が美しい!





姫池に戻って平ヶ岳を振り返ります。素晴らしい景色です。
さて長い下りの始まりです。燧ヶ岳、至仏山日光白根山、遠くに富士山まで見えます。新潟県から富士山を望めるとは!



そこからは紅葉の海が続きます。










今日はIさんの膝も好調なようです。燧ヶ岳はずーっと付いてきます。紅葉も素晴らしい。台倉山で昼食、フランスパンを少し焼いて頂きます。ビールも飲んで、最後の下りへ。
下山は夕方になりました。帰り道で脱輪車がありレッカーで引き上げてあげました。温泉は小豆温泉窓明の湯、いい湯だな〜。夕飯は丸八亭でソースカツ+酎ハイ+締めにミソタンメン!
帰宅は午前様になりました。