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三井環氏講演会

朝から雨が降っていましたが、午後には雨が上がったので予定通り三井環氏講演会に行ってきました。

森田健作氏を告発する会が主催した講演だったのですが、予想以上に人が来たらしく資料を当日コピーして配っていました。
会場には年配の活動家という風貌の方が多くいましたが、皆さんよく勉強されていて的確な質問をされていました。

三井氏の講演内容ですが、まずザ・スクープ(今年4月放映)のビデオ上映。
検察の裏金作りの実態として、1998年は調査活動費が5.5億円あったのですが、近年は7,500万円に予算が減っています。
この差額が殆ど検察の遊興費に使われていたということです。

三井氏の緊急逮捕は、まさにこの裏金事情がTVにスクープされるのを避けるために急遽決まったようです。
検察が当時の小泉政権に頼み込んで裏金問題は無かったことにした(当時の森山真弓法相が断言した)ので、検察としては自民党に借りが出来てしまいました(けもの道と言われます)。それ以来、鈴木宗夫氏、小沢一郎氏、等、自民党の良いように国策捜査が行われてきました。検察のリークによるマスコミ報道も世論を作ると言う意味で一役買っています。

そして村木さんの事件が起こりました。原則、大物官僚を逮捕するには、地検だけの判断ではできず、高検・最高検まで報告され、その上で逮捕指示が出されるようです。なので、FD改竄や起訴事実がストーリーと異なっていたことなども、検察一体の法則により最高検の樋渡検事総長までも認識していた筈です。しかし逮捕起訴されたのは地検の担当と部長・副部長にとどまっています。

このような証拠隠しは以前から全く無かった訳では無いようです。しかし、検察の改善には1.取調の可視化、2.押収品目録の全面開示、3.残記録の全面開示、が必要と主張されてました。

三井氏は実刑を受けて出所したわけですが、裁判結果については今後の検討次第で再審請求も有り得るようです。

また、三井事務所では12月5日に検察問題の集会とデモを予定しているようなので、興味のある方はご確認ください。

今回は「森田健作氏を告発する会」主催でしたので森田健作氏に関する情報もありました。その件についてはまた別途報告したいと思います。

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